ブランカ

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キャラクター紹介

S・Xブランカはローリングが大幅弱体化。 多くのキャラが反撃確定技を持つようになり、開幕から片翼を失った状態に。この為、数ある突進技の中では低性能の部類に入ってしまう。近年では一部プレイヤーのやり込みによって優秀な移動手段を持つキャラとして認知され当初のブランカとはまったく違う動きに。いかに翻弄できるかが鍵。

通常技用途

位置状態ボタン名称解説
地上小Pビーストチョップ近立中Pと同じ絵でガードバックが短いので歩かずに噛める。下の中Pより発生と戻りが長く、持続は短い。
中Pビーストチョップ春やフェイロンの中P同様、間で歩けるほどかなり有利。ブランカにはすかる。
コマンドが頭突きとかぶるためタメを維持して出せない。
大Pブラッディーライン(持ち上げ)N以外は遠近共通技。前半は目押しコンボに。
発生は遅い(15F目)が後半の判定は真上への対空に使える。
小Kニーボンバー空中に浮くが地上判定。足元にくらい判定なし。戻りが遅く当て投げにも使えない不要技。
中Kダブルニーボンバーボーナスステージでは使えた。シングル同様地上判定で足元無敵。
大KワイルドダンスNで出そうとするとえらい技が出る。いわゆる立大足?である。
その反省からかD以降は遠近共通技となった。
小Pベアアタック遠小Kあるからあんまいらない技だが判定強くまぁ使える。小Kより2F発生が速いが戻りが4F遅い。ダルシムのドリル落とし。
中Pワイルドネイル対空。肘くらいから上は無敵。ザンギ戦で活躍。
大Pブラッディーライン遠近共通技だが遠距離ではそんなに使わない。
小Kビーストキックぴょこんと蹴り上げるキック。攻撃判定とくらい判定が被らないほど判定が強く使える。
リュウの下中Pにはこれか。
中Kビーストハイキック対空に使えなくもないが、この距離なら遠立中Pがあるので不要技。
大Kワイルドダンス目押し連続技や対空に。
小Pキャットクロー下段ではあるが判定の強い遠立小Kがあるので使わない。
中Pベアクロー発生速めで4段コンボにつなげやすい。
大Pスネークアッパー通称のびーる。リーチが長い。出が遅く飛び道具を上から叩こうとすると相打ちになりがち。Xはリーチが短くなり、拳から先には攻撃判定がない。
小Kビーストステップ中足よりリーチは短いものの膝くらいまで食らい判定なし。他にガードバックの短さを利用して噛みに使える。
中Kビーストステップ(中足)Nのみ判定が強い。足先まで攻撃判定があるが、くらい判定も足の裏くらいまである。
密着でヒットすれば目押しでローリングにつながる。Xはキャンセルローリングの連続技に。
大Kビーストテイル(大足)Xは判定やリーチなどいろいろ弱体化。無敵はアンクレットから足先まで。
なかでも発生の遅さは近中Pから繋がらなくなったのでいたい。
J小Pフィストドロップ遠目の飛び込みはこれで。判定が強く腕部分無敵。
中Pフィストドロップ小Pと混ぜてガードバックの違いを利用するくらいか?小と違い腕にもくらい判定がある。
大Pサバイバルクロー手首から先のみ無敵。下方向にはそこそこ強く、足払い対空を潰せる。
その場合、N以外はJ大Pの後半部分で返す。他キャラの返し技に比べたら難しい。
小Kワイルドヒール通称欽ちゃんキック。Xのみ攻撃判定が横に長くめくりに使える。かなり後ろ方面にも判定があるので強引にめくりにいける。
中Kワイルドヒール小Kと同じ絵なのでめくらずに着地噛み。股の付け根くらいまでしか攻撃判定がないのでめくれない。
大Kサバイバルキック攻撃判定は非常に小さいが、リーチはあるので飛び道具の手先を蹴る。
大Pよりスタン値が高いので近めからの正面飛び込みでコンボに。
小Pフィストドロップ斜めと同じ。
中Pフィストドロップ斜めと違ってくらい判定が小Pと同じ。
大Pブッシュバスター昇りで空対空。ジャンプの下りに当てるのが難しい。特に初代。
横方向への判定が非常に強いがそれほど厚くもないので腕を当てるように使う。
小Kワイルドヒール判定がかなり強く突進技などいろいろ潰せる。くらい判定は斜めと同じだが、攻撃判定は前と下の両方に強い。
中Kワイルドヒールくらい判定は斜めと同じ。攻撃判定は上下はそのままで左右に伸びている。
大Kサバイバルキック足先を地上の相手に当てるように使う。逆に空中の相手には使いづらい。
斜めとくらい判定は同じだが、攻撃判定が大きい。
特殊hidari.giformigi.gif中Pロッククラッシュ頭突き。間合いが近くないと出ないが、スタン値は高い。1段目は対空になる。2段目が下段。
S以降は1段目をキャンセル可。
地上migisita.gif+大Pアマゾンリバーラン通称雑巾がけ。Xのみ。先端を当てるように使う。
スラの中では食らい判定が分厚い方で、一部キャラのパンチ(リュウケンの下中P等)に負けることも。
くぐれる必殺技は下記参照。
投げ地上hidari.giformigi.gif+大Pワイルドファングブランカの投げ技は全バージョンで一つだけだが、この技は大Pのみで中Pでは投げられない。受身不可。

キャンセル

○=キャンセル可 ×=キャンセル不可 △=スーパーキャンセルのみ可

近立中P頭突き近立小P遠立中P小足中足
NDT×/×××××
S(XS)〇/×××××
X〇/×

※アマゾンリバーランはキャンセル不可。

必殺技

Ver.必殺技コマンドゲ|ジ優先順位解説
ALLエレクトリックサンダーP連打5食らうとかなりの時間空中で感電しながら静止してダウンするので起き攻めしやすい。
S.Xは判定が弱体化。割り込みなら発生の早い弱、重ねるなら強。
ALLローリングアタックhidari.gifタメmigi.gif+P73突進技。0F発生、出だしから空中判定。全シリーズで1/2の確立でガード不能になる。
ローリング後の隙がS以降は顕著に大きくなる(反撃一覧表)。
タメは左要素で作れるが最後のレバーはmigi.gifのみ受け付ける。
ただTのみ最後のレバーがmigisita.gifでも出せるので、Xバイソンのように下タメを維持したままで
ローリング→バーチカルの連係が可能。
相手がダウンしてる場合に突っ込んだ時はNはヒットと同じく後ろに大きく下がり、
DTは相手の真横に即着地、SXは頭上を横切る。
Nのみカウンターダメージと移動距離が大きく違う。
TSXバーチカルローリングsita.gifタメue.gif+K4ローリング縦バージョン。
Tのみ最後のレバーはue.gifでなければ出ないが降りにも攻撃判定あり。
SXは最後のレバーがhidariue.gifmigiue.gifでも出せる。ローリング同様に1/2の確立でガード不能になる。
主に昇りを対空に使うが攻撃判定は貧弱なので相手が技を出す前に即反応で落とす。またSXは頂点で宙返りする足に攻撃判定がある。
SXバックステップローリングhidari.gifタメmigi.gif+K5バックステップしてから放物線のような軌道でローリング。無敵は無い。
ガードされると反撃確定で、ヒットしてもダウンせずやはり反撃確定。
動作も遅くまず当たらないので対戦では封印。魅せコンボ限定技。
実は攻撃判定が4段階あり、出掛かり部分がヒットすると跳ね返らない。
ただし背の高いキャラに至近距離で出すか、バックステップ中に相手が前進し、
突進の山なり軌道の内側に入ってもらう形でしか条件を満たせない。
跳ね返らなければ隙がなくなるので追撃を入れたり噛みに行ったりできる。
ホークやダルシムに密着から弱で出すと3ヒットさせやすい。
Xサプライズフォワードmigi.gif+KKK51前ステップ。レバーは入れっぱなしで出せる。出際に足元無敵があるが全身無敵はない。
4F〜21Fは空中判定。レバーはmigisita.gifでも出せるのでバーチカルのタメを作りながら移動可
Xサプライズバックhidari.gif+KKK後ステップ。レバーは入れっぱなしで出せる。発生から13F全身無敵。
4F〜21Fは空中判定。
レバーはhidarisita.gifでも受け付けるのでローリングやバーチカルのタメを作りながら移動可。
出際に全身無敵がありボタン離しが可能なので、
画面端で削り殺し飛び道具を重ねられてもあきらめない。
Xグランドシェイプローリングhidari.gifタメmigi.gifhidari.gifmigi.gif+P2スパコンを発動させたボタンを押しっぱなしにしておくと、すぐ突進せずその場で回転して待つ。
この溜め動作をしても攻撃力は変化せず、突進タイミングだけ調整可。
コマンドは横要素なので、hidarisita.gifタメmigisita.gifhidarisita.gifmigisita.gif+Pでしゃがみから出せる。
趣味の技。無敵時間はとても長い(最初の真上にホップする回転中は無敵)が突進までが遅すぎ。
相手の技にカウンターで当てることができず、仮に当てても2段目以降はガードされてしまう。
ガードさせると殆どのキャラに反撃を食らう。突進中は地上判定なので投げも喰らってしまう。
基本的に最後の削り殺しにしか使われない。対空で多段ヒットも可能だが発生が遅い。

対空技

バージョン対空技距離解説
S,Xブランカバーチカル超近距離〜近距離対起き攻めにリバサで。大中小どれでもいい。完全無敵はないので相打ち覚悟で。実は判定自体は貧弱なので先読みで技を出されるとあっさり潰される。
ブランカ電撃超近距離〜近距離S,Xは判定が弱く、過信できない。
ブランカ垂直J強P(ブッシュバスター)近〜中距離タイミングさえ合えばかなり強い。主に登りで出す。
ブランカ(遠)立強P(持ち上げ)近距離ベガ、春麗用。しつこいめくりループにも。
ブランカ屈中K近距離ホークのJ小Pに。
ブランカ遠立中P近〜中距離
ブランカ遠立小P、小K中距離対ザンギ、ダルなどで。
ブランカ下中P中距離対リュウケン、サガットに。烈空脚スカせる。
S,Xブランカ強バーチカル中距離〜遠距離判定はそれほど強くなく、小技によく負ける。相手が飛んだのを見てすぐに出し、技を出される前に当てる。
Xブランカグランドシェイブ
(ボタン離しで調整)
中距離〜遠距離出掛かりが空中ヒットしたら、ボタン押しっぱなしの溜め動作で発動を遅らせて、
相手の着地寸前に当てると最大5ヒット可能。真上への対空(or竜巻)。
しかし高度調整が難しく先読みで超早出ししない限りは大抵カスヒットにしかならない。
対空5ヒット

連続技

バージョン連続技相手キャラ解説
ブランカJ大K→近立中P→下大P全キャラ基本3段。のびーるより中足の方が繋がりやすい。DTでピヨ確信などに。
ブランカ小P→電撃起き攻めにかなり余裕があるのが最大の利点。でも電撃はすぐ止められないので一長一短。
NDTブランカめくりJ大P→近立中P→近立中P→下大Pリュウケン、春麗、バルログ以外近立中P→近立中Pの目押しを最速にしないと近立中Pにならない。
シメを下中Pにすると若干繋ぎが楽に。
Tブランカくだりバーチカル→ローリングor中足全キャラ
Xブランカ(めくりJ小K→) 中足→中足→大ローリング全キャラ屈大Kかスラ→小中ローリングで密着から起き上がりにねらうと強力
Xブランカ密着から弱BSR(バックステップ)
BSRの3ヒット後に着地ローリング
ダルシム、ホーク、サガット背の高いキャラに密着でBSRの出掛かりが当たった場合のみ。
BSRの出掛かりモーションが当たると着地の隙がなく追撃可能。
対戦ではまず起こらない状況なので魅せコンボ専用。
Sホークなら追撃を中足→ローリングにしても入る。
BS3ヒット→中足Rで計5ヒット
S.Xブランカ(めくりJ小K→) 近立中P
→大Por大Kor屈中Kなど
S・Xは大足の出が遅く繋がらない。
S.Xブランカめくり→近立中P→頭突き全キャラローリング反確キャラには基本3段より減る。頭突きの距離認識が狭いので少し歩く。
それでも入りにくいキャラには立大P(持ち上げ)を使う。
S.XブランカJ大K(J大P)→頭突き1段目→ローリング全キャラ基本三段。J大K始動でピヨ。
J大Pからだと2割くらいでピヨ。

テクニック

バージョンテクニック解説
ブランカ開幕に歩いて噛み付きまさかいきなり来ないだろうという相手にずうずうしく歩いて噛み付き
ブランカ必殺技前進避け上タイガー、バードキック、竜巻などは歩いてるポーズだと姿勢が低くなって食らわない。
竜巻などの着地を攻める際は通りすぎたあたりでまた逆方向に前進する。
Nブランカガード不能Nブッシュ下りブッシュを頭上に当てて2,3段や、おもむろに歩いていきなり登りブッシュなど。
ガードポーズを相手が取っていると1/2ガード不能にならないので使いどころが難しい。
Xブランカステップ電撃の入力のコツ前ステップ、即電撃の連打が間に合わない人はキックボタン全部と
出したい電撃のパンチボタンを全て同時押し連打。
Xブランカ画面端バックステップボタン離しで飛び道具避けたり。

連係

バージョン連係解説
Tブランカバーチカル中足Tブランカのバーチカルの下りを当て中足ループ。ザンギなどは非常に抜けにくい。
またTブラは近中Pをキャンセルできるので入力が難しいがそれだけでも強力。
S.Xブランカ画面中央ローリング裏廻り相手ダウン時に画面中央でS.Xのローリングで相手の裏に廻って2段か3段。
S.Xブランカ画面端ローリング裏廻り画面と相手が密着でダウンしてるとほとんど裏廻りにならないので少し間がある時や相手がバウンドしてるときに。
S.Xブランカ噛み付き→裏周りローリング連係上記の応用。裏周りから頭突きキャンセル前ステップ裏周りでなんと噛み付きがループ。
ローリングの着地をじかに投げ返してくる相手にはそのままNC前ステップで投げ化け通常技が逆方向に暴発。
Xブランカ画面端裏廻りスパコン上記の状況にバイソンのアッパークレイジーの入力で。安定して削れるかも知れません。
Xブランカ画面端噛み後スパコンバイソン、DJ相手に直にスパコンを出す。
ガードさせても跳ね返らない。
Xブランカ前ステップバーチカルXブランカの前ステップで密着しバーチカル。
前ステップはレバー3を使えば下ためを維持できます。
ステップは反応しやすいので投げ返し返し。
Xブランカ中攻撃キャンセル前ステップ裏廻り離れすぎると裏周りできないので頭突きを使うとちょうどいい。
中攻撃をキャンセルすれば相手が動ける頃にはすでに裏なので
昇竜をすかせる。ようつべ1分21秒〜[外部リンク]
N以外ブランカローリング噛み付き小中ローリングで密着し噛み付く。ブランカ使いなら間合いは要記憶。

連係バリエーション

どちらの連係もまずは相手からダウンを奪うことから始まる。ダウンを奪う手段は大足・スラ・対空バーチカル・電撃など。これらの技を当てたら間合いに応じて「前ステップ」や「小 or 中ローリング」で接近して連係開始。また「遠立中P対空後中ローリング」や「空対空後大ローリング」で相手の裏に回れるので、この後も下の表の2からの連係が可能になる。固めているので歩きの遅さをカバーしつつ投げ間合いの広さを活かせるのでコンボも狙いやすくなる。ブランカの華であり魅せ場。


めくり小Kスタート
12解説
めくり小K噛みつきひきずってタイミングズラしたり。
垂直J(空J)投げ返し回避。技の空振りを大Kで蹴る。リバサ昇竜も上から蹴れる。
123解説
めくり小K垂直J(空J)噛みつきガードで固まる相手に。
中足立ちガードで固まる相手に。空Jがポイント。
123解説
めくり小K垂直J小k噛みつき
中足噛みつきと2択。
再度めくり小K1に戻る。
123解説
めくり小K小足噛みつき中足歩き噛みと混ぜて。
中足中足Cローリング(4 HIT)ピヨ狙い。シビア。
噛みつきヒット確認から。小足、噛みも混ぜて。
再度めくり小K1に戻る。タメキャラには強力。
C前ステップ裏回り2に戻る。中攻撃2hitループから頭突きでピヨ。
近立小P噛みつき中P歩き噛みと混ぜて。
近立中P噛みつき中足より歩けるのも早い。小P、噛みも混ぜて。
大足下段。S以降の大足は連係。
中足(3 HIT)ヒット確認後に。下段で発生が速く目押しが楽。
のび〜る・持ち上げ(3 HIT)ヒット確認後に。中足よりつなげにくいが威力は高い。
ワイルドダンス(3 HIT)ヒット確認後に。スタン値高いのでダルバルにピヨ狙い。
近中P(3HIT)歩いて噛みピヨリーチにし固めてから。
頭突き(4 HIT)ピヨ狙い。頭突きは近距離技なのでちょっと歩くとつなげやすい。
キャンセル電撃ダウン奪う。決めうち。
再度めくり小K1に戻る。上に同じ。
C前ステップ裏回り2に戻る。上に同じ。
頭突き1段目C前ステップ裏回り2に戻る。上に同じ。


正面J小Pスタート
12解説
J小P噛みつき
垂直J投げ返し回避。
再度めくり小K近い間合いから跳びこんだ時だけ。遠いとめくりにならない。
123解説
J小P小足噛みつき歩く。相手の投げ間合いの外から。
C前ステップ裏回り2に戻る
近立中P中足・のび〜る(3 Hit)
小足(空振り)歩いて噛みつきガードポーズを取らせて噛み。
噛みつき若干遠い。けっこう歩く。
歩いて様子見遠いのを利用して空振りさそう。
めくり小K反射的に通常技で追い払おうとする相手に。
前ステップ裏回り2に戻る。上に同じ。

アマゾンリバーランでくぐれる必殺技

Nダルシムヨガファイヤー
S, Xガイルソニックブーム
ディージェイエアスラッシャー
サガットタイガーショット (前に歩くだけでもくぐれる。)
豪鬼斬空波動拳 (位置関係による)
ベガサイコクラッシャー(くぐってもあまりメリットはないが。)

基本戦法

ブランカの特徴

飛び道具を持たない上に歩きが非常に遅い。ただし跳びが非常に速いため、ジャンプがプレッシャーになる間合いからが本当の勝負。

遠距離

足は遅いが歩くしかない。相手からするとブランカのジャンプは速くて対空しづらいが、ブランカにとっては飛び道具の垂直避けがしづらいやっかいなジャンプでもある。飛び道具をかわしつつ接近する手段がないため、結局はガードを固めながら歩いて近づくのがメインになる。歩く以外の手段としては前ステップローリングがあるが、どちらも歩きと異なりとっさのガードができない点で劣る。前ステップは何の攻撃判定もないただの移動技なので相手の牽制が当たらない位置に着地するように出す。ローリングはガードされてもヒットしても反撃確定の相手が多いので、当たらない距離で移動のためだけに主に小を使う。なお画面端〜端くらいの距離なら中ローリングすかし噛みが狙える。が、距離が長い分バレやすいので忘れてたころに狙うくらいでいい。あくまでメインは歩きである。

中距離

判定の強い遠立小K小足、隙が少なくそこそこ長い中足、リーチのあるのび〜る(下大P)、ダウンを奪える大足雑巾がけ(前下+大P)、さらに相手の地上牽制技を空中から潰せる垂直J小K垂直J大Kを中心に、時折相手の意識を分散するため前跳びを混ぜる。跳びの目的から言って、ある程度落とされるのは必要経費。むしろ相手の意識を跳びにもっていかせたなら成功と言える。しかし牽制も跳びも的確に対処できる対応キャラにはやはり苦戦を強いられる。前ステップからの噛みなどの冒険が有効に機能することもないわけではない。なお大足のび〜るの先端をガードさせた後は小ローリングすかし噛みの間合いである。

近距離

ブランカの投げ(噛み付き)は比較的間合いが広く受身が取れないので、これが主要なダメージソースとなる。跳びから少し歩いて噛み、有利フレームが非常に長い近立中Pから歩いて噛み、近立中Pと同じ絵でガードバックが短い近立小Pから歩かずに噛み、同様にガードバックの短い小足から噛みなど、できるだけ相手のタイミングをずらして噛みにいく。相手が噛みに警戒して立ち上がる(投げ返そうとする)ようなら大足中足ローリング等が活きてくる。

ジャンプ攻撃

正面からの跳びは判定の強いジャンプ小Pをメインにするが、スラや足払いなどの姿勢の低い技には弱いので下方向に強いジャンプ大Pと併用する。やや遠めから飛び道具を先読みして跳びこむ時はリーチのあるジャンプ大K。めくりはジャンプ小K一択。同じ絵のジャンプ中Kで跳んで空かし噛みという手もある。

起き攻め

相手の起き上がり無敵技を無効化しやすいめくり小Kから攻めるのが基本。めくり小Kの後は上記連係バリエーションを参考に、できるだけ相手にまとわりつくようにしてペースを握りたい。

起き上がり

ブランカの起き上がりに跳びこんでくる相手はほとんどいない。ブランカのバーチカルが0F発生のため安全飛び込みができないからである。ブランカが出す場合は相打ちOKで小中大をズラし押し(ジャラ押し)で出せばよい。スト2では必殺技を空中で当てると相打ちでもダウンを奪えるので、ブランカの起き攻めチャンスが到来するからである。ただしブランカが残り1発で死ぬ状況で相手が大幅に体力をリードしてるようなときは、相手も相打ちOKで跳んでくるのでその場合はガードに徹するしかない。バーチカルは発生は速くても判定は弱いからである。なおベガのジャンプ中Kのように前方向に判定の強い技で跳び込まれると、相打ちすら取れずに一方負けするのでそのような場合もガードするしかない。

対空

タメがあれば相打ちOKバーチカル一択。それ以外ではブッシュバスター(垂直J大P)が前方向に判定の強い空対空となっていて、地対空では遠立中Pが強く、落とした後は中ローリング接近からめくり小Kが狙える。ゲージがたまっていればスパコンでお手玉対空してもよい。

キャンセル

ブランカのキャンセル可能な通常技は少ない。使うのはほぼ頭突き1発目中足の2つだけ。中足の方がスタン値が高いので気絶を狙うなら中足を使いたい。

基本コンボ

目押しコンボが多く、入力の複雑さよりタイミングが重要になるものが多い。基本コンボ以外は上記連続技の項を参照。

ジャンプ大P→近立中P→中足超基本コンボ。まずこれを覚える。
ジャンプ大P→近立中P→のび〜るのび〜るは中足より発生が遅いので難度は上がるが少しだけ威力アップ。
めくり小K→近立中P→持ち上げめくりから最初に覚えるコンボ。簡単。
めくり小K→近立中P→頭突き近立中Pから少し歩いて頭突きを入れるのがコツ。
ジャンプ大P→頭突き1段目→キャンセルローリング頭突きの中Pを押しっぱなしにしたまま、ローリングを大Pで出す。
ジャンプ大k→中足→キャンセルローリングスタン値の高さからジャンプ大Kと中足を使う。ジャンプ大Kから中足のつなぎをできるだけ遅くするのがコツ。
中足の離しでバックステップローリングが暴発するおそれがあるので中Kボタンを押しっぱなしにしたまま大Pを押して出す。

バージョン毎の特徴

初代ダッシュターボスーパーエックス
長 所・高い攻撃力
・ピンポンパンでピヨ
・1/2ガー不ブッシュバスター
・中足の判定の強さ
・初代同様の高い攻撃力・降りに攻撃判定があるバーチカル
・下タメ維持ローリング
・頭突き1段目をキャンセル可
・ローリング裏廻り
(いずれもXでも可)
・めくりJ小K
・前後ステップ
・中足がキャンセル可
・アマゾンリバーラン
短 所・近距離大足
・回転パンチ
・ローリングのカウンターダメージ
・攻撃力の低さ・ローリングの隙の大きさ
・バーチカル下りの攻撃判定消失
・不要なバックステップローリング
・XSでの特有キャンセルが全く無い
・Sとほぼ同じ
・スーパーコンボの性能が悪く、ほぼ死に技に近い

相手キャラ毎の攻略はブランカの対戦攻略