ガードの基本

スト2ではジャンプ攻撃はすべて立ちガードしなければ防げない。
また、ほとんどの地上攻撃はしゃがみガードで防げる。
このことから「ジャンプ攻撃は立ちガード、地上技はしゃがみガード」の定石が生まれた。
しかしガードを無視する投げ技やしゃがみガードができない中段攻撃(立ちガード可)があるので、あくまで基本方針。

対空

相手のジャンプ攻撃を落とすこと。
上方向に判定の強い技や無敵技などを利用する。
対空で重要なのは相手との間合いと相手のジャンプの軌道である。
間合いは使用する技が変わるだけでなく、自キャラの対空技の認識間合いにも関わってくる。
また間合いが同じでも相手キャラのジャンプの軌道によって対空も変わる。
そのため自キャラの対空技を知っているだけでは適切な対空はできない。
相手キャラのジャンプのX軸移動距離も把握していなければならない。

対空技特徴該当する技
「真上」方向に判定の強い技攻撃判定がくらい判定より真上につきでている技を使用する。
至近距離で跳ばれたとき以外はほとんど使えない。
リュウ・ケン(近立大P)
ガイル(近立中K)
X春麗(近立中K)
Xダルシム(近立中P)
「前上」方向に判定の強い技攻撃判定がくらい判定より前上方向につき出ている技を使用する。
中間距離で跳ばれたときに使うことができ、もっとも使用頻度が高い。
リュウ・ケン(遠立中大K)
X以外ガイル(遠立大K)
春麗(遠立大K)
ブランカ(遠立中P)
Xザンギエフ(遠立大K)
ダルシム(近立中K)
「前」方向に判定の強い技攻撃判定がくらい判定より前方につきでている技を使用する。
遠距離から手前に落ちる相手を落とすのに使ったり、
めくりで跳びこんできた相手をくぐって背後から迎撃する際に使用する。
リュウ・ケン(遠立大P)
ダルシム(遠立小P)
くらい判定が低くなる技代表的なのは足払い対空。
これは空中にいる相手を落とすのではなく、相手が地上に着地したときの隙に攻撃を当てるもの。
このことは相手がダウンすることからも分かる。
もちろん、相手が下方向に判定の強い技で攻撃してきた場合は潰される。
リュウ・ケン(大足払い)
ガイル(中大足払い)
春麗(中大足払い)
ザンギエフ(大足払い)
キャミィ(中足払い)
フェイロン(下大P)
サガット(大足払い)
無敵技くらい判定がなく、攻撃判定のみの状態がある技で迎撃するもの。リュウ・ケン(昇竜拳)
ガイル(サマーソルトキック)
本田(スーパー頭突き)
X春麗(天昇脚)
DJ(ジャックナイフ)
キャミィ(キャノンスパイク)
Xバルログ(スカーレットテラー)
サガット(タイガーアッパーカット)
昇り攻撃相手のジャンプ攻撃をこちらもジャンプして迎撃するもの。NDSリュウ・ケン(斜J大K)
ガイル(斜J大PK)
ブランカ(垂J大P)
ダルシム(斜J大P)
ザンギエフ(頭突き)
ベガ(垂J大K)
投げ相手のジャンプ攻撃が届かない間合いで、相手のジャンプをやり過ごして前進してから着地の隙を投げるもの。
バレやすいけどザンギなら使えないこともない。
各投げ技
飛び道具リュウなどで後退しながら波動拳で対空するものが代表的。各飛び道具
空中投げN春麗などは実践レベルで使える。各空中投げ

当て投げ

相手に攻撃をガード(ヒット)させ、相手のガード(ヒット)硬直が解けた直後に投げを入れること。
スト2の当て投げが強いと言われるのは、投げがすべて0F発生のため、ガード(ヒット)硬直が解けてから投げが成立するまでの間に
小技やジャンプで逃げることが非常に難しいためである。
このため当て投げをしかけられた相手は、投げられ判定のなくなる無敵技か投げ返すしか
選択肢がなくなる(Xには受身OKという選択肢もある)。

当て投げを有効に決めるためには、相手の投げ間合いの外から狙うのが一般的。
これは間合いが近過ぎると相手も自分も投げしか選択肢がなくなってしまい、
自キャラに有利な状況を作れないためである。
投げ間合いの外から投げを狙うことで、自キャラ側には投げ以外の選択肢(下段や無敵技)も持てる。
また相手の投げ間合いでは投げを仕掛けるタイミングの主導権を得られず、当て投げの強みを活かせない。
一般的には密着から小攻撃2発や中攻撃1発をガードさせると、ほとんどのキャラの投げ間合いを外せる。

よく使われる当て投げ連係には以下のものがある。

1.ジャンプ攻撃→投げ
  ジャンプの滞空時間が短いキャラは狙いやすい。他のキャラは安全跳びこみから狙うのが一般的。
2.相手の起き上がりやめくりから小攻撃×2→投げ
  ヒット確認しつつ。下段との二択。
3.相手の起き上がりやめくりから中攻撃→投げ
  下段と二択。
4.相手に飛び道具をガードさせて投げ
  ソニックは画面中央から狙える。他の飛び道具は相手が画面端にいないと有利フレームが短くてまず狙えない。
5.相手の投げ間合いの外から小攻撃1発ガードさせて→投げ
  要間合い把握。中攻撃1発と混ぜてタイミングをずらす。
6.相手の投げ間合いの外から中攻撃1発ガードさせて→投げ
  小攻撃1発と混ぜて。小攻撃と違って歩いて投げるのも有効。
7.めくりからひきずって→投げ
  ひきずる時間で相手に下段を意識させたり、投げ返しのタイミングをずらす。

すかし投げ

攻撃を空振りさせて相手にガードポーズを取らせて投げること。 当て投げと比べると、相手にガード(ヒット)硬直がない分返されやすいが、ガードで固まる相手に有効。
地上では主にしゃがむと空振りする技の内、隙の少ない技を使う。

キャラすかし技解説
全キャラ空ジャンプジャンプをガードすることに意識がいっている相手に。バルログは比較的有効。
Xケン近立中K普段使わない技なのでバレやすい。
鎌払い蹴りしゃがんだ相手に空振りするので投げ。
トップスピン竜巻目の前に着地して投げ。
X春麗J小KJ中Kめくりと混ぜて着地投げ。
ブランカJ中KJ小Kめくりと混ぜて着地投げ。
ローリング小からが狙いやすい。
小足中足より短い小足を空振りして投げ。
サプライズフォワード待ってる相手には狙いづらい。
ザンギエフ移動頭突きバレやすい。足払いを空かすことができれば・・・。
小足直に吸った方がいい。
遠立大K起き上がりに狙う。
ガイルラビニー当たらない位置に着地して投げ。隙が大きいのでバレやすい。
Xリュウ大ゴスギリギリ当たらない位置で空かして投げ。裏の選択肢で真空。
小竜巻着地投げ。真空と2択。
ディージェイ立中P密着より少し離れて出すと空かしが狙える。
Xフェイロン烈空脚手前に着地して投げ。
ホーク近立大K密着から狙える。
近立中P密着から小攻撃1発分くらい間合いを離すと狙える。
J大K持続が短いので空振りして投げ。
コンドルダイブ相手の手前に着地して投げ。
サガットタイガーニー目の前に着地してアパカとのニ択。投げ間合いの狭さと歩きの遅さをカバー。
ベガヘッドプレススカルダイバーを出さずに着地投げ。
Xベガデビルリバース真上で出して、ヘッドプレスと惑わして、パンチを出さずに着地投げ。早く着地して下段と中段のニ択も。